2015年12月15日火曜日

Oculus Audio SDK Plugins V1.0.1をUnityで使ってみた。

今日Betaから正式版になったのでどのようなものか体験してみた。最終的には2つのボールから2種類の音が流れ、それが立体的に聞こえる気がするサンプルを動かすことができる。Oculusは使用しない・・・



パッケージのインストール

1.Oculus Audio SDK Plugins V1.0.1をダウンロード、解凍する。
2.Unityのプロジェクトを作成する。
3.パッケージのインポート Assets > Import Package > Custom Package
4.ダウンロードしたOculusNativeSpatializer.unitypackageを選択する
(audiosdk_1.0.1\AudioSDK\Plugins\Unity\配下)

設定の変更

1. Edit > Project Settings > Audio
2.AudioManagerのInspectorを変更する
 DSP Buffer SizeをBest latency
 Spatializer PluginをOculusSpatializer

実行

1.ProjectのAssets > OSPNative > scenes > RedBallGreenBallを開き、実行する
2.おもむろにヘッドホンを装着する
3.WASDもしくはカーソルで移動。マウスで視点を変更

参考

Oculus公式:Requirements and Setup

環境

Window 10
Unity 5.3 64bit Personal

2015年12月14日月曜日

Leap Motion コンテストのアプリを試してみる 未来のVRオフィス

Leap Motion公式でアプリコンテストを行っている。
Leap Motion 3D JAM


結構いろいろ試しているがOculusやUnityの相性や自分の英語力がないせいで、動かないアプリが多い・・・

その中でシンプルだけど未来を感じたアプリを紹介します。タイトルにもあるように未来のオフィスを感じさせる作品です。実際にDLして動かすことができます。

Virtual Real Meeting



環境:Leap Motion(2.3.1)、Oculus(SDK 0.8)
Leap MotionはOculusに装着してください!

ジェスチャーによって機能の選択、拡大縮小が可能です。また絵を描くことをできます。アプリ上で動画を作成するとこのアプリのチュートリアルを見ることができます。



類似アプリ

以下の動画はMR作品です(現実世界とVRの組み合わせ)
こちらの作品も未来のオフィスを感じさせるものになっています。
※3D Jamの作品ではありません。

AR Screen hackathon project



Unity5.3 VRSamples OculusやGear VRなしで遊ぶ、デバッグする

デバッグのたびにOculusを被るのは手間なのでマウスで視点移動をできるようにしたいと思いました。(振り向きには未対応)

Shooting180を使って説明します。
前回はVR Samplesをインポートして遊ぶところまで説明しました。
VR Samplesで遊ぶ

それでは視点をマウスで移動させるようにしていきます。ベストな方法ではありません。MAZEがプレイできなくなります><。もっといい方法があれば教えてください。

まずShooting180のシーンを開きます。そしてAssetでStanderd PackageのCharactersをインポートします。このパッケージのMouseLock.csを使用します。


現状ではHMDが接続されていない等のエラーが出てしまいます。そこで以下を編集します。
Project > Assets > VRStanderdAssets > Script > VRDeviseManagerをエディタで開きます。
画像の55行目、62行目をコメントアウトします。


次に先ほどと同じフォルダにある以下を編集します。
Project > Assets > VRStanderdAssets > Script > VREyeRaycasterを開きます。

usingに選択されている行を追加する。
using UnityStandardAssets.Characters.FirstPerson;


フィールドにMouseLookとGameObjectを作成する。
Startメソッドを新規に作成する。
        [SerializeField] private MouseLook m_MouseLook;
        GameObject point_cube;
        private void Start()
        {
            m_MouseLook.Init(transform, m_Camera.transform);
            point_cube = GameObject.Find("Cube");
        }

EyeRayCastメソッドの最終行に一行追加する。
m_MouseLook.LookRotation(m_Camera.transform, point_cube.transform);

先ほど使ったpoint_cubeを追加します。名前はCubeのままです。位置は下に記載

CubeにMainCameraをドラック&ドロップして親子関係にする。



2015年12月10日木曜日

Unity 5.3 VR Sampleをインストール、試してみる

Unityの5.3がリリースされた。さらにVR SamplesというAssetを作ってくれたそうなので遊んでみた。

結論:

楽しかった。

状況:
初めてUnityでOculus使いました。環境は後述。

手順:

Unity5.3インストールする

新規プロジェクト作成

メニューバーのWinodow > Asset Store

Asset StoreでVR Samplesと検索する


ダウンロードしてインポートする。


以下にいくつかのサンプルシーンがある。今回はShooter180で遊んでみた。
VRSampleScenes > Scenes > Shooter180


シーンのShooter180を開く。画面中央上部の再生ボタンを押す。

プレイ開始。「OK, I got it」を見てマウスを長押し。あとは
カーソルををセンターにあわせてクリック。カーソルををセンターにあわせてクリック。 

ちょっと改造したくなってくる!

環境
Unity 5.3 64bit Personal
Oculus Driver SDK 0.8.0.0

Nvidia Driver 359.06
Oculus Utilityが要求する最低のバージョン358.70
358.50では動かず

GTX960
Windows10 64bit

サンプルのより詳しい解説(英文)
http://unity3d.com/jp/learn/tutorials/topics/virtual-reality/vr-overview?playlist=22946